1.2. tetex パッケージ

Vine Linux 5 の日本語 TeX 環境の根幹である tetex パッケージは、 土村展之氏による日本語 TeX ディストリビューション ptetex3 をベースにして、 Vine Linux 独自の調整を施しています。

tetex ディストリビューションに含まれている xkeyval, pgf, beamer, pict2e マクロパッケージついて

tetex パッケージを構成している tetex ディストリビューションのアーカイブに含まれていた xkeyval, pgf, beamer, pict2e マクロパッケージはすでに古いので、 「tetex-macros パッケージ」 により、最新版を提供しています。

1.2.1. 標準の明朝体とゴシック体

標準の明朝体 (rml) とゴシック体 (gbb) は、 それぞれ IPA 明朝、VL ゴシック に設定しています。

他の TrueType フォントや モリサワやヒラギノ、小塚などの OpenType フォントへの変更や利用をしたい場合は、「フォントマップ一元管理機構 updmap」 を参照して下さい。

1.2.2. ptexenc による文字コード自動認識

Vine Linux 5 では、標準ロケールが utf-8 になったので、 日本語 TeX 環境もそれに合わせて、 標準の文字コードを utf-8 になっています。

Vine Linux 5 では、 過去に書いた非 utf-8 エンコーディングな TeX ソースコードがそのままコンパイルできるように、 ptexenc による文字コード自動認識を標準で有効にしました。 これは /usr/share/texmf/web2c/texmf.cnf に以下のように設定しています。

PTEX_IN_FILTER = /usr/bin/nkf -w